2008年 02月 09日
第43回現代フランス料理技術特別講習会
もう二十年以上になるお付き合いのフランス文化を識る会さん主催の料理講習会出席であります。
昨年の風景はこちら
ニ年前の風景はこちら
三年前の風景はこちら
四年前は、まだブログやってなかったのでぇ (爆
今年の招聘シェフは、アラン・レックスさん
フランスはアルザス地方の大都会ストラスブール(日本で云えば名古屋かな)で12年間自店(一つ星)を経営された後、パリのエッフェル塔の中にあるレストラン「ジュール・ヴェルヌ」(一つ星)でシェフ&ディレクターを14年間務めた方
現在は世界各国でフランス料理のアドヴァイザーとして活躍されているとのことです。
通常、講習会の案内状には、出身地が必ず明記されており、その出身地の料理が中心になることが多いのですが、
今回は明記されておりませんでした。 はて??
出席して判明しましたが、彼は【山】ペリゴール地方出身だそう、でも子供時分には【海】モロッコにも住んでいたそうです。(お父さんが公務員の転勤族だった)
また若い頃は【海】ブルターニュ地方のラ・ロッシェルのレストランにいて、その後自店を構えた【山】アルザスは奥さんの出身地だとか。
そんなこんなで、彼の料理は特定の地方色をあまり感じさせないのが特徴です。
ただ、お皿の中に必ず【海】と【山】を表現するのがポリシーだそう。
また、使う食材もフランスに留まらず、世界各地のモノを柔軟に取り入れて用いるのだとか。
そんなこんなで、わが国の『醤油』を用いた料理も何品かありました。
実際パリのレストランで出していたメニューらしいのですが、
ガイジンさんたちには受けたかもしれません。。。
がこうあからさまに醤油を使われると、我々日本人にしてみれば・・
コレはちょっとフランス料理というよりも、あえて云うなれば・・『賄い料理』ですう。
どうせなら、温泉卵でも添えてご飯が食べたい! (汗
(出てた方だけに分るネタ)
ま、そんなこんなで、ズッコケもございましたが、概ね良だったのではないでしょうか。
でも料理そのものだけでなく、かの国の方から直接聞けるあれこれ!
やっぱナニか得るものはあるのですねぃ。
(^_^)V
ということで、今回の見た目もよろしゅうございます、『オマール海老のマカロニ』の一皿
あんど、こぼれ話
いつもお昼をごいっしょさせていただいて雑談するのですが、
シェフのリクエストで、前夜は『もんじゃ焼き』を食べに行ったのだとか。
会の主催者、倉重さん曰く・・
「何十人ってフランス人シェフが来たが、もんじゃ食べたの、彼が初めて!」
結局、最後にお好み焼きで〆て、計四人前平らげたのだとか!
僕 「そんなお店では、ワインは置いていないでしょう?」
シェフ 「ビヤン・シュール!もちろん!ビール!ビール!」
わはははは ♪
↑のお写真見れば、お分かりのはず! (ドイツ・アルザス人的)
倉重さん「僕もこの人生で2回目なんだけど・・もんじゃ」
「以前、麻布で家族と食べたけど・・ピンとこなかった」
「でも!月島界わいのはなんか違うねぇ===3 旨ぁい!」
僕 「僕も若い頃、オックさんに連れられて北区の実家近くで食べたけど・・」
「ナンカ、汚らしくって、印象が悪かったですわぁ」
「数年前、月島を通りがかった時に、食べたんですが・・」
「もう!一気に印象変わりました!」
「お好み焼きはビールのつまみにはならないけど、もんじゃはサイコー!」
「軽くて、あの味わいは病み付きになりますねぇ」
そうそう!そう云えばタルト・フランベもパリで食べるより、現地アルザスのは旨い!
食はやっぱ本場に限るねぇ~~~~
っと、みんな納得のマンジェ風景でありました。
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by cuococarino
| 2008-02-09 21:11