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歓びを歌にのせて

~ かわいいコックさんのシネマ・レビュー ~

はいなっ!
先だっての上京の折、合間をみて、観てきましたっ!
『歓びを歌にのせて』であります。
ただ、都内でやっているのは、唯一、渋谷東急Bunkamura
駅からけっこう遠い トホホ
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監督:ケイ・ポラック
2004/スウェーデン映画
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~あらすじ~
過密スケジュールに追われる、世界的に著名なオーケストラ指揮者のダニエル
そんな日々に精神的にも肉体的にも蝕まれ、彼は心臓発作を起こして倒れてしまう。
第一線を退き、生まれ故郷の小さな村に戻るダニエル
音楽の事は忘れて静かに余生を過ごすつもりだったが、ふとした出逢いから、地元の聖歌隊を指導する事になる。全くの素人の村人達が集まった小さな聖歌隊
そんな村人との交流から、次第にダニエルの心も癒され、新たな希望が...


ダニエルは、村人たちにこう云います。
人は皆自分の声(トーン)を持っている。
その自然に発することの出来る、一番無理のない音の高さを見つけなさい。っと!

監督の想いは.....

年齢、男女の性別もまちまちの混声合唱団
混声合唱団は小さなコミュニティー
声を本音と読み替えて・・・
毎日の生活の中ではどう?
無理してない?
一番小さいコミュニティーといえば、夫婦・家族
少し広くなって、村・町中での他人との交わり
そんな中、人はなかなか自分(意見・主張)を出せずにいる。。。
でも、本来は、本当の自分を出して、ぶつけあって生きてゆくもんじゃない?
そこから、結果素晴らしいハーモニーが生まれてくるのでは?
っと、問いかけて来ます。

そしてドラマは、人の声から発する魂の伝播とでも云える感動のラストを迎えます。

こちら伊勢では、『進富座』さんで、3月の半ばより!
ぜひ!ご覧下さいな。

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by cuococarino | 2006-02-28 00:58