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ヌー・ハイ

~ かわいいコックさんのおすすめ!この1枚! ~
           -キース・ジャレット- 【8】

ぼちぼち書き溜めています、キース・ジャレットシリーズですが、
どっかのだれかさんの「おぼーさんシリーズ」のように、8年の歳月をかけるわけにはまいりませぬ。
さっ!ガンバって書いてゆきましょう。
久っしぶりの8回目であります。^^

                    ”ヌー・ハイ”
ヌー・ハイ_b0054602_014268.jpg

(1976:西ドイツ ECM 盤)
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ソロピアノと平行してのアメリカン・カルテット、ヨーロピアン・カルテットと、快進撃を始めた70年代半ばのこの作品!
キース・ジャレットも30代になったばかり!
サックスの共演者が多いキースにしては、異色といえば異色。
イギリスのジャズ・トランペッター、ケニー・ウィーラーのリーダーアルバムとして、ECMでレコーディングされました。
最近のインターネット時代になって知ったことですが、なんと!キースはコレには、イヤイヤ参加したそうであります。
なので、このメンバーでの作品はコレ1枚のみ
で、ですが!!!
聞けば聞くほど!今でも遜色なく聞けるキース・ジャレットカルテットそのものであります。
(もっと!このメンバーで、やって欲しいかったなぁ。。。)
演奏曲は、全て、ケニー・ウィーラーの作品ですが、そこここにキースのヴィヴィットなピアノを聞くことが出来ます。
ちなみに、このカルテットのメンバーは
リーダーのケニー・ウィーラー(フリューゲルホーン)
そして、サイドメンとして、
キース・ジャレット(ピアノ)
ケニー・ウィーラーと同じ、イギリス勢のデイブ・ホランド(ベース)
ジャック・デジョネット(ドラムス)

曲中で、ソロピアノを彷彿させる、自由闊達なキースのピアノ
もう既に、スタンダーズトリオの片鱗がっ!!
そしてこのあとご存知のように、キースのグループ演奏活動の中心となるメンバーによる新作が出るのであります。
しかも、それもサイドメンとしてっ!
それは、次回!
-追記-
書き忘れましたが、このジャケ写真
妖艶で色気を感じさせ、写真そのものに生命の息づかいを吹き込む!
我が国のフォトグラファー・内藤忠行さんの作品であります。
今現在、このCDは出ていないようで、僕の所有LPを撮ったものをアップしました。
よって、その素晴らしさをお伝えできないのが残念。

次回とおっしゃらず、このあとすぐに人気ブログランキングへ!


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by cuococarino | 2006-03-13 00:18