2006年 10月 16日
タルト・フランベ
フランスの北東部に位置し、その東側を流れるライン河の向こうはドイツです。
西側にはヴォージュ山脈が横たわり、その丘陵地帯にはブドウ畑が広がっているそれはそれは風光明媚な地域です。
そのブドウ畑の中に可愛い小さな村々が点在しています。
そのアルザスには、フランスの他地方ではまず見かけない、こんないわゆるピザ風の料理があるのです。
たぶん、イタリアのピザ同様、パン職人の手慰み、パンの残り生地に地元で手に入るモノをのっけて焼いたのがそもそもの始まりでしょう。
用いるのは、ベーコン・玉ねぎ・フロマージュブランなどなど・・・
(イタリアでは、当たりマエダのトマト・バジリコ・モツァレラチーズですがねぃ・・・)
アルザスはドイツに近いこともあり、ソーセージ・ベーコンなどがよく食べられるのです。
また、ビールも良く飲まれる地域。。。
コノ料理、アツアツと冷えたビールがコレマタ!旨し。。。
- Tarte flambe'e -
料理名の如く!『フランベ』→ 燃え上がる炎 のタルト
要するに、イタリアのピザと同じように超高温の薪がまで焼いて供するお料理なのです。
でもって、表面の溶けたチーズがアツアツで、ややもするとお口の中が火傷する!
そんなタルト・フランベなのであります。
(チーズの料理は、冷めない熱いうちに食べるのが鉄則デス)
コチラでは、あまりやっているところが少ない、当店が1994年からずっとお出ししている秋の定番料理です。
現地のスタイル同様、板に乗せて出しています。
よく『板』もフランス製ですか?と、たずねられますが・・・
地元のDIY店で買ってきて、自分で切りました。
だはは ♪
今月から11月半ばまでの今のメニューはこちらです。
今でも大切にしている、現地の村の消防士さんのお祭りのポスター中のイラスト
(消防署の中で自分たちが焼いたタルト・フランベを食べながら、飲めや!歌えや!の楽しい祭典でした。たまたま歩いていて村の店先に貼ってあるポスターを発見!だれでも参加できると聞いて、真っ暗な夜道の中、消防署を探して恐々入っていきました・・)
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by cuococarino
| 2006-10-16 10:35