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ハンドフル・オブ・ビューティ

またまた、インドでしたーる。
やはり!コレもちょうどさんじゅうねんまえの作品
この頃、お気に入りのこれらの盤に加えて、当時出会ってひっくり返りそうになったのが!!!
その後のシンセ全盛の出来合いフュージョンに決別、ワールド・ミュージック系(まだ、この時分にはこういったジャンルの括りはありませんデシタ)に音楽の興味が移るキッカケになったのが、この作品!!
上記これらの盤は、もうほとんど今では聞くことはありませんが、コノ!アルバムはさんじゅうねんを経た今でも色褪せてはおりませぬ!!!

~ かわいいコックさんのおすすめ!この1枚! ~ 
                “ハンドフル・オブ・ビューティ”
ハンドフル・オブ・ビューティ_b0054602_1705790.jpg

(1977:アメリカ CBS盤)
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このグループ『シャクティー』を率いるのは、イギリス人ジャズギタリスト、ジョン・マクラフリンその人であります。
(注)シャクティー ヒンズー教の神様の名前
ザンネンなことに、一頃世間を騒がせたインチキ宗教団によって、わが国ではそのイメージが悪いものになってしまった。。。
が、ヒンズー教の教え、その敬虔な生き様に多くの欧米人が影響を受けています。
マクラフリンもその一人

そう!モードジャズから新しい時代のジャズを模索し始めていたあの!マイルス・デイヴィスがイギリス訪問中にスカウト、自分の新しいグループに抜擢し録音したのが、あの!名盤「イン・ア・サイレントウェイ」でした。
その後、自己のグループ「マハビシュヌオーケストラ」を率いて大躍進をすることになるマクラフリンです。
彼は、中学生の時から今に渡って新作音源をチェックしているフェイヴァリットミュージシャンの一人!
高校の時には、この凄まじいエレキギター、爆裂ドラムのビリー・コブハムにシビレておりましたが・・
もち!マハオケのライブは生で聞いています。(74年だったかな
がやはり、彼もインド音楽の影響を受けたジャズ演奏者のひとりで、その影響をストレートに表現したのがこのグループ、シャクティー・ウィズ・ジョン・マクラフリンでした。
いや、それ以前にも彼の作品には「マイ・ゴールズ・ビヨンド」という素晴らしいアルバムもあるのですが・・
(B面が生ソロギターで、A面でのナチュラルインドモードアンサンブルとやや趣に統一感がないのがザンネン)
電気を一切使わず、生の特注ギター(シタール風に開放共鳴弦付き)
Lakshminarayana・シャンカールの生バイオリン、ザキール・フセインのタブラを中心にした編成で、もうこれは素晴らしいアンサンブルを聞かせてくれています。
ノッケから超絶スピードのタブラにこれまた超絶生ギターとバイオリンが絡んできて、鳥肌モノであります。
L・シャンカール、シタールの巨匠、ラビ・シャンカールとヨク混同されますが、別人です。
この彼の宙を舞うようなバイオリンがこれまた!素晴らしい。。。。。
近年、このグループが再結成され、タブラ奏者はそのまままでバイオリンに変わり、若いインド人マンドリン奏者が加わった作品もでていますが、(コレも良いには良いですが・・ジョンの弾いているギターがエレキなのがちょっと・・)
やはり!これがイチオシのアルバムでありましょう!

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by cuococarino | 2007-10-04 17:01